2008年4月8日掲載
バラ色のマイホーム取得に水を差すようですが・・・

弊社が取扱う中古物件の殆どが住宅ローンの返済に窮した、いわゆるローン事故物件です。
マイホームの夢に破れた、本来なら家族団欒の和楽の城であり続けたはずのマンションや一戸建てを再流通させるのが日々の業務です。
この類いの物件は、担保不動産(債務超過物件)と云われ、流通相場よりも過大なローンが残っていて、売却代金を残債に充てたとしても抵当権の抹消登記に応じて貰えないのが通例です。
又、なかには借金払いの為の借金、いわゆる自転車繰業で、消費者金融や商工ローン等からの借入れで火だるま状態の、多重債務者に陥っている場合も少なくありません。
ですから、家を失うことですっかり気落ちしている債務者(所有者)には、「元々、生まれて来た時は裸一貫、家付きで生まれて来た人は一人もいないのだし、これだけの家が持てたということは、また、身体さえ達者なら、これからの頑張りでまた持つことが出来ますよ。」と、自分が扱ったお客様が復活して再取得した事例等を織りまぜながら励まして、何とか、再出発が叶うように、担保権者や差押権者のご協力を仰いで、任意売却に漕ぎ着ける訳で、明るい話は滅多に無く、日々、こちらも暗い気持ちで挫けないように自らを鼓舞して、業務に励んでおります。
実際のところ、約定通り返済されずに滞ってしまう、いわゆる住宅ローンの延滞率は2%を超へており、昨今の厳しい経済状勢を受けて増え続けております。
せっかく手に入れたマイホームをなぜ手放すのでしょうか?
そこに至る事情は様々でしょうが、弊社が関与するに至った理由は一つです。
要するに、月々の返済に、或いはボーナス払いに窮したからです。
一生に一度の買物と計りに、折角だからと、家族皆の夢を詰め込み過ぎたり、家を持ったことでステータスが上がってしまって、家電や家具や車をクレジットでやたらに買い揃えたり、隣近所と張り合う等々、また、事業の失敗やリストラ等で収支が見合っていない結果なのです。
さて、当「住まいも?る」は勤労者の生活支援を大目的に設立された「ろうきん」さんとがっちり連帯して運営されており、いざと成った折にも、生活防衛上も何かと頼りになる訳で、本、HPにお越し頂いて、且つ、さして楽しくも無い悪文に、辛抱強くお付き合い頂けたあなたは、紛れも無く賢い消費者であります。
一介の不動産屋ごときが云うのも恐縮ですが、身の丈に見合った資金計画・生活設計で、決して弊社の出番が訪れないような素敵なマイホームが実現出来ますように願って止みません。
代表取締役 滝川 徹幸







